ジーンウォッチ(22

ウクライナのバイオハザード②

長島功(当センター幹事)

ウクライナ兵士を死亡させ数百人を入院させた致死的インフルエンザウィルスの漏出源は米軍の研究所と目される

2016126

 

漏出した米軍研究所のウィルスは「カリフォルニアインフルエンザウィルス」と呼ばれていてウクライナ兵士を死亡させている。

米国の主要メディアはまだウクライナで起きている重大な状況について報道していない。西側のメディアは地政学的物語をダラダラと述べているが、ドンバスの国際的な報道機関は致死的なウィルスがハリコフ市近郊の米軍の研究所から漏出したことを世界に向けて発信した。

致死的なウィルス株は20人のウクライナ兵士の命を奪い200人以上の兵士を入院させた。この同定されていないインフルエンザウィルスに感染すると2日以内に死亡するという。このウィルスに感染すると呼吸器系の合併症を起こし、肺炎にかかり、発熱し、治療しても熱は下がらない。

DONiニュースによると、恐るべき感染流行に関する情報はドネツク軍の副司令官エドアルド・バスーリンによってもたらされた。

ウクライナ側で致死的ウィルスが漏出したという事実は2016112日に最初に発表された。

AFU師団(ウクライナ軍の部隊)の医療班によると、戦地にいるウクライナ軍の兵士の間に感染症が広がったという。医師は未知のウィルスが原因だとし、これに感染すると高熱を起こし、どの薬でも熱を下げることはできず、2日後には死亡するという。このウィルスにより20人以上の兵士が死亡したが、この事実はAFUの司令部により厳重に伏せられている」とバスーリンは日刊紙MoDの状況報告の中で述べている。

122日現在、誰もこのウィルスを封じ込めてはいない。副司令官のバスーリンは次のような最新情報を明らかにした。

われわれは急性の呼吸器感染症がウクライナ軍の間で広がっているという新たな事実の知らせを受けている。今週の初め以来、200人を超えるウクライナ兵士がハリコフとドネプロペトロフスクの市民病院や軍の病院に運ばれた。繰り返し述べることが重要なことがある。それは、DPRの情報局は以前にハリコフから30キロメートル離れたシェルコスタンチバ地方にあり米軍の専門家が常駐している民間の研究所で調査が行われたことを報告したことがある、ということである。われわれの情報によれば、この研究所が致死的なカリフォルニアインフルエンザウィルス株が漏れた場所である。

ラジオフリーヨーロッパはもう一つのインフルエンザの流行を報告している。それはウクライナ東部のクラマトルスク市で民間人に広まったものである。そこの医師たちは昨年このウィルスを目撃したが、1月の流行のようには重大な合併症や死亡者はいなかったことに気付いた。正確な診断は行われていないが、2回の実験室検査で豚インフルエンザウィルスが検出された。病院は入院患者であふれ人々はマスクをかけているけれども、このことはこのウィルスが上記の致死的なウィルス株と関係があるとは必ずしも意味するわけではない。

 

http://www.naturalblaze.com/2016/01/u-s-lab-eyed-as-source-for-deadly-flu-virus-escape-killing-ukraine-soldiers-hospitalizing-hundreds.html