大阪・高槻JTバイオ施設情報公開訴訟

12月24日、大阪高裁判決で原告逆転勝訴!

〜高槻市は上告断念表明、JTは最高裁に「上告受理申立書」提出〜

日本たばこ(JT)医薬総合研究所(大阪府高槻市)の建築確認申請図面の公開を高槻市に求めて7年にわたり裁判で争ってきた「高槻JTバイオ施設情報公開訴訟(原告:二木崇氏、被控訴人:高槻市、被控訴人側参加人:JT及びJT不動産)の控訴審判決が、2002年12月24日(火)大阪高裁第81号法廷で言い渡され、原告が逆転勝訴しました。

判決は、@研究所の組み換えDNA実験などの事業活動が、生命、身体又は健康を害する現実的な可能性を認め、A参加人らの著作権、公表権などの著作者人格権を認めた上で、それをもって非公開とすることは権利の乱用であるとし、原告が請求した図面の公開を命じました。

判決はバイオ施設の安全性に警鐘を鳴らすとともに、バイオ施設に留まらず、全国の公害闘争、環境問題や情報公開推進に取り組んでいる運動に大きな前進をもたらすものです。

判決の翌日の25日、原告、バイオハザード予防市民センターなど5者で高槻市に「控訴 審判決を真摯に受け止め、上告を断念し、図面を公開すること」を申し入れました。高槻市長へ「上告断念」を求める多数の市民の声もあり、高槻市は1月8日の午後4時、記者会見を行い正式に上告断念を表明しました。ところが、訴訟参加人であるJTらは、同日単独に最高裁に「上告受理申立書」を提出しました。今後、最高裁が申立てに対してどのような判断を下すのかが焦点になります。

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