わくちんトーク46  2012年ワクチントーク全国集会の報告 

 臼田篤伸 (代表幹事 インフルエンザ・風邪・がん問題研究者)


標記全国集会が41日芝公園福祉会館で行われた。メインテーマは「必要ですか?予防接種」−山田真さんと本音トーク−でした。はじめにワクチントーク全国代表・母里啓子さんが「予防接種は誰のため?」と題して挨拶された。日消連共同代表・古賀真子さんは「今後のワクチン接種をどう考えるか?」を医療行政の視点から話されました。同氏は「予防接種は今は義務ではなく努力義務であり、法律上の罰則はないが、社会一般には排除の論理が根強くあり、社会的な包囲網が作られている状況で、基本的人権を冒す危険性か高い。予防接種を受けない権利が守られていない」ことを指摘した。現在、新型インフルエンザ対策特別措置法が成立するなど、好むと好まざるにかかわらず、予防接種に国民を総動員するための政治が着実に進行している。

うつる病気は全てワクチンで予防しなければいけないという空気が充満

「肺炎球菌、髄膜炎菌、ロタウイルス・・・と次から次へと新ワクチンが出くる。そればかりか新薬も次々処方されるようになった。両腕に同時接種も始まった。ワクチンをやらない子どもは病気になったら診てあげないなどと言う医師グループまで出てきている。感染研の研究者が、罹ってよい病気はひとつもないと堂々と発言している。インフルエンザワクチンは子どもから追い出された後、高齢者、そして全国民接種のための法律が作られようとしている」と母里さんは言う。

山田真さんは八王子中央診療所所長、専門は小児科学、「障害児を普通学級へ全国連絡会」世話人などをつとめる

3.11以後、福島で子供の健康相談を行い、福島の人たちが抱える問題、放射線の取り扱い、低線量被ばくの問題などに積極的に取り組んでいる。講演の要点は以下のようでした。

まず、福島の原発事故を通じて、米国が主体となって福島の被害が無かったことにしつつある。密室の中で健診が行なわれていると指摘し、次のような内容で講演された。

今日のワクチン政策は、アメリカの医療のグローバライゼーションの一環

ワクチンの世界標準が作られている。これはアメリカ標準とイコールと見てよい。かつてアメリカは比較的自由なワクチン接種だったが、今は全く違ってきた。大半の感染症のワクチンを作りつつある。決められたワクチンしていないと、学校へ入れない。日本から行く時も同様。どんな病気もアメリカが判断して、なくしたほうが良いか否かを決める。このアメリカ(世界)標準に合っていないと恥ずかしいと日本の専門家は平然と唱えている。アメリカが常に干渉してくる異常な現状。

●日本がワクチンの実験場

原爆投下以来、放射能で日本は実験場にされていると言う。ワクチンも同様で、日本が実験場を買って出ている。これには深いわけがあって、外国では高価で使えないものが、日本は保険制度が進んでいて診療のついでにバンバン打っている。アメリカは日本をワクチンの実験場にするため、巧妙な手を打っている。そのためにアメリカの影が絶えず付きまとっている。日本には予防接種推進議員連盟があって、欧米の新ワクチンの実験のサポート役を担っている。日本の保険制度がうまく利用されているのが実態。子宮頸がんワクチンに1000億円手当て、今年も5千億円が手当てされるなど根拠の希薄な浪費が続く。

●自然治癒力を認めない今日のアメリカ医学の怖さ

今日のアメリカ医学は、病気は医療の力で治すという攻撃的な医学に成り下がっている。したがってあらゆるところで、過剰な医療、投薬が行われている。イギリスはもっとひどいと言う。近年、日本の小児科医の間で、ワクチンと禁煙運動がセットになっている。共産党が多くのワクチンの無料化に最も積極的という。福島では放射能で病気になったなどと言えない状況が生まれている。つまるところ、自分で証明しなければならないことのようだ。ほかの原因も指摘されると、放射能が原因と言えなくなっている。どちらが原因か特定できない。

一方、ワクチン推進者が国際的に団結していて、ワクチンを奨めない医者は親を虐待しているとさえ書かれている有様である。

アメリカは階級性が進んでいて、医療を受けられる階層はワクチンを強制されない。医療を受けられない階層が病気を広めるからと、ワクチンを強制されているという信じられないお話しがありました。日本では今、若い医師が大学でワクチン一辺倒教育で洗脳されるため、ワクチンを正しく捉える姿勢に欠けていて、私たちの仲間に入って来なくなったとの事、大変困った事態になっていると言う。大学でワクチンの副作用教育がほとんどなされていないという。

●最近のワクチンを巡る異常事態

山田さんは臨床医の見地から、今日のワクチン行政に警鐘を鳴らし続けている。とりわけ、ロタウイルスワクチンの登場にはびっくりしたという。そのわけは、ロタウイルスなどの胃腸炎の治療上の扱いが根本的に間違っているのが実情という。最近は胃腸炎に対して点滴ができているし、ちゃんと飲ませる方法が確立しているからである。アメリカでは医療費が高くて病院にかかれない階層があるが、日本では医療費が安く、容易にかかれるので重症化しなくなっているとのことだ。必要のないワクチンばかり作って製薬企業、医療関係機関の営利が常に図られている。第一三共製薬とグラクソ・スミスクライン社が合弁するなど日本が新型インフルエンザワクチンや子宮頸がんワクチン・サーバリクスの植民地同然。前者は世界の4分の3、後者は同4分の1を我が国が消費する異常事態。

●マスコミがワクチンの先導役

 繰り返し述べてきたことだが「ワクチン

を受けるのが当たり前」が日常報道になっている。インフルエンザ新薬の報道も同様。今年になってタミフルと同類の新薬“イナビル”が大幅に使われるようになった。これは実績も根拠もないのに安全と思い込まされているという。製薬会社の言うことを鵜呑みにしている医者のあり方が問われている。インフルエンザそのものでも、タミフル服用でも異常行動起きるが、命を落とすような異常行動はインフルエンザ自体ではなかった。以前になかったことがタミフルで起きていることに真実が現れている。

 

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