わくちんトーク55 子宮頸がんワクチンの妄動・3危険・効かない・ぶったくりワクチン

     臼田篤伸 代表幹事 インフルエンザ・風邪・がん問題研究者

副作用事故の多発に伴って、厚労省は614日に子宮頸がんワクチンの推奨接種中止の方針を決定しました。しかし、産婦人科学会などが9月に「推奨接種の早期再開」を求める要望書を厚生労働大臣に提出しました。これは被害者の感情を踏みにじるもので断じて許せません。ここにきて、厚労省の研究班による専門的な治療が全国17の大学病院で開始されましたが、被害者側からは「医師が趣旨を理解していない」といった不満が噴出しています。既述の内容と重複する部分もありますが、『こんなに危ない子宮頸がんワクチン』(安田美絵著、合同出版)と東京新聞記事などを参考にして、新たな問題点を報告します。

●被害者の苦しみを聞け

 同書にはこのワクチンで苦しんでいる多数の中高生の苦しみの声が載っている。「痛い、苦しい、歩けない、鉛筆が持てない、寝たきりになった、人生台無しにされた・・・」読むに耐えない悲痛な叫びの連続である。前途ある被害者らに、注射した医者達は、せめて一軒一軒回ってお詫びと慰めの言葉でも申し伝えたほうがよろしいのではないか。

●効果ない上にダントツに高い副作用事故

 副作用が付きもののワクチンだが、これほどまでに多発した例は稀だろう。これまでの子供向けの「定期予防接種」の約7倍、インフルエンザワクチンの約40倍にも上る。重篤な被害が、3300人に1人の計算になるという。実際にはもっと多い数字になっている模様だ。数週間たってから症状が出て来たり、本人が原因に気が付かないこともあるからだ。アメリカでは100人以上が、ガーダシルの副作用で死亡している。

●接種後異常訴え4ヶ月で300件―氷山の一角−厚労省もようやく発表

 1028日付朝日新聞によると、厚労省には上記のような訴えが47月の4ヶ月で291人報告され、うち重症者は143件という。こうした事態を考慮して同省は接種推奨を再開するか否かを年内にも判断する方針。

●原因解明が先

 1028日付東京新聞によると、厚労省の研究班とは別に、原因究明の動きが始まったとのこと。国立神経・精神医療研究センター病院の佐々木征行医師は全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会の要請に応え、30人以上の患者を診察した。その結果、水酸化アルミニウムを含むA型・B型肝炎ワクチンによって起きることがある「マクロファージ性筋膜炎」(MMF)の症状と酷似していることを発見したという。接種側がどんな言い訳をしようとも客観的に見てワクチンが発症原因であることは疑う余地がない。きちんとした因果関係の解明をすることが第一歩であろう。

●アジュバント大量使用の宿命―薄い効果を高める仕掛け

 HPVワクチンは発症ではなく、感染自体を予防しなければ存在価値がない。がん発症という気の遠くなる先の出来事など予測することなどもともと不可能である。HPV自体、常在ウイルスであるから、それを阻止することなど本来的に無理なことと言えよう。それをあえてやるとなれば、非常に強力な抗体が必要となる。そのために添加されるのが、アジュバント(免疫増強剤)である。サーバリックスの場合、一回目接種の4年後で、HPVウイルス16型で抗体価は自然感染に較べ、43.1倍、18型は20.9倍もある。よって、アジュバントが2種類も、しかも多量に添加され免疫システムを極限まで刺激する必要に迫られているのである。その一つが水酸化アルミニウム懸濁液である。水酸化アルミニウムは、神経細胞に対する毒性が疑われていて、脳にダメージを与える恐れが指摘されている。また、免疫処理能力の限界を超えた時には、「全身性エリテマトーデス」、「ギランバレー症候群」などの自己免疫疾患を引き起す危険性が高まる。

 一方、この抗体は粘膜上で働かなければ役に立たない。しかし、HPVウイルスワクチンで作られる抗体は、血中にしか存在できない。専門家によると、その抗体が粘膜の表面でウイルスを退治できるのは、抗体が血液から粘膜に滲み出すからだという。この滲みだす効果を高めるのと、ガンが発生するのには長期間を要する事情から、抗体価を高めておかなければ十分に力を発揮することができない。

●遺伝子組み換え技術の危険性・免疫系も破壊

 グラクソ・スミスクライン社のサーバリックスもMSD社のガーダシルも、遺伝子組み換え技術を使って製造されている。前者は蛾の細胞の遺伝子を、後者は酵母の遺伝子を組み換えてヒトパピローマウイルスの持つ蛋白質を作らせている。遺伝子組み換え技術の安全性はまだ確立されていない。この技術によって人体に害を及ぼした例はこれまでに数多く報告されている。

●無用なワクチン―有効年齢層の死者はゼロ

 子宮頸がんワクチンの効力が確認されている期間は接種から9.4年という。接種時年齢を13歳と仮定すると、効果が期待されるのは22歳ということになる。同書に掲載されている「独立行政法人国立がん研究センターがん対策情報センターがん情報サービス」が出したグラフを見ると、24歳までの死者はなんとゼロだったのである。がんが成長する期間を見込んでも34歳までのグラフを見ても、全国でわずか87人だった。死亡者の多い中高年には効果が及ばないのである。

●欧米企業の利潤追求に弄ばれる生徒ら―アメリカでは男児にも

 がん予防に名を借りた米英製薬企業の販売戦略に載せられて、厚労省は多数の生徒達をワクチンの被害に陥れてきた。大きな副作用被害が出た以上、推奨接種などもってのほかである。生徒達を副作用から護るために、こんなデタラメなワクチンは早急に中止すべきである。アメリカでは男児にも接種しているというから、この国の「科学一辺倒」にはただ恐怖を感じるのみである。アメリカには連邦小児ワクチン障害法というものがあって、ワクチンの副作用で障害を負った場合、連邦政府が補償金を出すことになっているという。補償されたからといっても、もとの健康な体は戻ってこないことを忘れないようにしよう。

●税金の無駄遣い

 HPVワクチンは非常に高額で、一回16000円もする。効果を出すには、初回接種から6ヶ月以内に3回接種しなければならないとされている。3回でなんと約5万円。ただし、公費で負担されているため、窓口でお金を払うことはない。10代の女子の1学年の人口は約60万人。よって、5×60万人=300億円となる。接種する医療機関は1回4000円の手数料を受け取る。228億円が製薬会社に渡る仕組みになっている。女性の健康を蝕む危険性のあるものに、これだけの税金が無駄遣い、というより「ぶったくりワクチン」と言ったほうが良い。

●ワクチンビジネスで莫大な利益

 『こんなにあぶない子宮頸がんワクチン』(安田美絵著)には、「ワクチンビジネスの裏側」と題して、以下のような解説があるのでそれを引用させていただく。「どこの製薬会社も薬の副作用で訴訟を多数起こされ、賠償の支払いには苦労している。その点、ワクチンは法定接種にしてしまえば、副作用があろうとも製造者としての責任を取る必要がない。売りっ放しであとのことは知らん顔できる夢のような魅力的商品なんだ。訴訟がないからぼろ儲け。しかも健康な人が対象だから、薬と較べて潜在顧客はずっと多い。だからこそ最近の製薬会社は、薬よりもワクチンの開発に力を入れる。よって、効果があるかどうかも判らないものまで売りつけようと必死なんだ。日本で子宮頸がんワクチンのテレビ広告がバンバン流れているのもそのためだ」と。

●ワクチン幻想に付和雷同する諸政党−チェック機能の欠如

 病気はかかる前に予防できればそれにこしたことはない。だから専門家がいいことばかり並べ立てて、病気予防に役立つワクチンと言うと、医療系議員が宣伝役となって、推進派政党の所属議員に圧力をかける。すると、まず「ノー」といえなくなる。またそういった所属議員たちに対しては、政治資金をちらつかせて企業が巧みに近付いてくる。しかも困ったことに、国民の健康を守る予防医療の名がつくと、大抵は右から左まで諸々の政党が、付和雷同してオール賛成で決着。グラクソ・スミスクライン社などはインフルエンザその他でも、同様の手口で我が国に無用なワクチンの押し売りを続けている。

●感染してもほとんど発病しない

 そもそも子宮頸がんの原因とされている「ヒトパピローマウイルス」(HPV)はそんなに危険なウイルスなのか、まず考えてみることが大切である。常在菌と同様で、男性ならほとんどが感染していると考えて対処することが重要だ。99パーセントの人はがんになる可能性はない。免疫力が相当に落ちている人が、持続的に感染すると考えるのがよいと思う。体の免疫力維持とともに、下半身をいつも清潔に保つことが大切である。肉体的な異性交際の場合は、その前にキチンと石鹸で洗うことを忘れてはいけない。

●予防接種の意味を問う−自然感染の経路と全く違うことの危険性

 ワクチンと薬で、持ちつ持たれつの関係にあるのが、製薬業界と医療側の関係である。ともに自分達のドル箱だから、政府やマスコミを最大限利用して接種の有効性を宣伝している。予防接種のメリットが大きいワクチンとそうでないワクチンが存在することは、紛れのない事実である。ポリオや、麻疹ワクチンはメリットが大きいといわれている。それに引き換え、HPVワクチンの接種は絶えずリスクを背負って接種されるようなものだ。よって、自動車に例えれば、危険運転罪のようなものではないのか。

 繰り返すが、ワクチンは直接血中に入れられるから、体は免疫組織を総動員してこれに対処しなければならず、免疫力への危険性が一気に増大する。自然感染の場合には、体の免疫バリアーを通過しなければ体に入れないから安全性が高い。その場所で免疫システムにチェックされ、病原体の処理と同時に抗原がキャッチされ抗体が作られるからである。ワクチン液は品質維持とともに、滅菌しなければならないから、少量で効き目のある防腐剤、保存料の添加が必要なのである。

●自然治癒対策を否定するアメリカ的人間性

 アメリカという国は今日、経済力、軍事力、科学技術などなど世界のトップを維持していると思う。それは、ノーベル賞受賞者数がダントツなことも現れている。経済学賞にいたっては、ほぼ独占していると言ってよい。この「成果」は利潤追求経済至上主義の裏返しであろう。この国の支配者たちの出自はイギリス系の白人である。人種的にはアングロサクソンと呼ばれる人々である。彼らは清教徒(プロテスタント)として本国で迫害を受け、新天地を求めてアメリカ大陸に渡ったのは良いが、フロンティア精神なる美名の下に、先住民を迫害し殺戮し追い出してきた。ちょうど日本の縄文人が、中国古代の青銅器民族の侵入によって追い立てられ、住処を追われ東北、北海道などの僻地に追いやられたのと似ている。この青銅器民族こそが600年に及ぶ弥生時代を作った張本人である。これは古代の話だが、新大陸侵略のアメリカ人達は近代にそれをやってのけた代物である。最後にはわが国に原爆を投下して戦争を決着する道を選んだ民族である。自分の国だけで「合理的」決着をやっていれば良いのだが、他国でやられては困る。子宮頸がんワクチンとは、まさに彼らの本性をストレートに日本に押し付けた産物のようなものだ。同族のイギリスとアメリカがサーバリクスとガーダシルをそれぞれ日本に押し付けたのは偶然とは言いがたい。新型インフルエンザワクチンの押し付け輸出のときも同様のやり方だった。彼らの本国でも、また我が国にも多数の女子生徒への副作用の犯罪的被害を及ぼしても平然としていられる民族らしい。

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